急いでる人のために結論から!
◯ 現地のお金に換金したいとき →(あなたのお金)× (BUYのレート)
◯ 現地のお金を別の国のお金に換金したいとき → (あなたのお金)÷(SELLのレート)
解説
主語は ”お店” です。目的語が ”相手の国のお金” です。
SELLの場合「私たちが、相手の国のお金をこの金額(レート)で売ります」
BUYの場合「私たちが、相手の国のお金をこの金額(レート)で買います」
つまり
SELL は相手の国のお金を売る → 両替店が相手の国のお金をお客さんに渡す
BUY は相手の国のお金を買う → 両替店が自国の国のお金をお客さんに渡す
になります。
レートとは1(持ってるお金の単位)あたりのここの国の金額です。
例えば、アメリカの両替所で日本のお金を換金する場合、「1円あたり何ドル」です。
例えば、日本の両替所でアメリカのお金を換金する場合、「1ドルあたり何円」です。
為替レートの金額と実際の両替の金額は違います。
それは両替してもらうのに手数料を払っているからです。
したがって、為替のレートと換金所のレートの差額がレートあたりの手数料になります。
両替所のレートが為替レートに近いほど手数料が小さいということになります。
例えば、
設定:日本で10000円をアメリカドルにしたい。為替レートが100円で、両替所のSELLレートが105円。
為替レートなら100ドルですが、両替所レートなら95.2ドルになります。
つまり、4.8ドルの手数料がかかったことがわかります。
設定:日本で100ドルを日本円にしたい。為替レートが100円で、両替所のBUYレートが95円。
為替レートなら10000円で、両替所レートなら9500円になります。
500円の手数料がかかったことがわかります。
したがって、SELLは為替レートより大きく、BUYは為替レート小さい数字になります。
両替所の国によって、単位が全て変わってきます。
つまり、SELL や BUY の目的後は「相手の国のお金」であることを理解しましょう。
目的語が両替店の国のお金になると頭がゴチャゴチャになります。
まとめ
両替がややこしく感じるのは、相手の国で換金するパターンと自分の国で換金するパターンがあるからです。
円とドルで例えますが、
アメリカで、①日本円をドルにする、②ドルを日本円する
日本で、①ドルを円にする、②円をドルにする
の4つの状況が考えられます。
アメリカの両替店ならSELLとBUYの目的語は日本円です。
日本の両替店なら、SELLとBUYの目的語はドルです。
これさえ、理解すれば大丈夫です。
あとは、BUYは掛け算、SELLは割り算するだけです。
急いでいるときに両替すると、大きな手数料に気づかないこともあるので、落ち着いて計算して、お得に両替しましょう。
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